会長挨拶

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日本アンドロロジー学会第37回学術大会
会長 柴原浩章
兵庫医科大学産科婦人科学講座 主任教授


 日本アンドロロジー学会第37回学術大会を2018年6月15日~16日に兵庫県神戸市で開催させていただきます。伝統ある本学会の学術大会長を務めさせていただくことを、大変光栄に存じます。
 会場は神戸港のメリケンパークにある「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」をご用意させていただきました。神戸の海と山をご一望いただける風景を、学術大会の合間に是非ご堪能いただけましたらと存じます。
 今回はメインテーマを「パパをめざして Uro、Gyne、ARTがお手伝い」とし、男性不妊症に関する基礎研究あるいは臨床研究を取り上げました。現在わが国では深刻なまでに少子化が進んでいます。そのような中で挙児を希望するカップル、特に男性不妊症の方々への支援は、日本アンドロロジー学会が取り組むべき重要課題の一つです。本学術大会では男性不妊症研究のフロントラインで活躍される方々に、様々な角度から最新の知見と技術を紹介していただきますので、日頃より男性不妊症の診断・治療に関わる皆様方に大勢集まっていただき、実りある議論が行われますことを期待しています。
 もちろん性機能、LOH症候群、性分化異常、前立腺疾患など、本学会における重要なテーマにつきましても取り上げてまいります。また例年通り、精子形成・精巣毒性研究会も共同開催させていただき、日本・中国・韓国のアンドロロジーに携わる研究者が一堂に会するCJK Andrology Session 2018も同時開催致します。
 本学術大会を産婦人科が主催させていただきますのは、2004年に当時山梨大学の星 和彦 教授 (現・スズキ病院理事長)が甲府市で開催されて以来、実に14年ぶりとなります。たいへん名誉な機会を賜りましたので、教室員ならびに同門会一同、精一杯の準備を進めて心よりおもてなしさせていく所存でございます。本学会員をはじめ、多数の皆様のご参加を心よりお待ち致しております。